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「兄の眠る国」山口周行 を読んで。 

(*この記事は、以前楽天ブログでやっていた時の過去記事をキャッシュで復元させたものです)

だいぶ以前に戴いたまま読めずにいた、地元大府市の山口周行氏の「兄の眠る国」を読みました。

 パプアニューギニアで戦死されたお兄さんの慰霊巡拝の旅の記録です。

 台湾友愛桜の会の活動を通じて、台湾への想いも深い山口氏らしく、随所に台湾での高砂族の話なども出てきて、途中何度か胸がいっぱいになりました。

 お父様が、亡くなったお兄さんの墓碑に刻んだという和歌

 「君がため 国のためにと ひたむきに
  逝きし子なりき 南無阿弥陀仏」

 という歌も、子を思う親の情愛に溢れていて、とても涙なしに読めない思いがしましたが、旅の途中途中で出会う現地の方々とのエピソード、過酷な気候、満足に食べられない状況の下でも、日本兵が現地の子供に学校を作り、勉強を教えていた、そこで学んだ少年がパプアニューギニアの首相を3期やっているなど、初めて知る話も多く、感動しました。

 山口氏は、何度もその文の中で、”祖国のためにと死んで行った英霊たちに、今の日本の精神の荒廃ぶりをどう伝えればいいのだろう”と自問されています。

 確かに、その当時の方が戦争中で苦しかっただろうし、貧しかったのでしょうが、当時の方々の方が、真摯に、誠実に生きていた気がします。

 
 こうした有名人でなくても、ひとりひとりの立派に生きた国民のことを、今の子供に教え、自分が今生きているのは自分の為ではない、先人の生き様の上に自分がいて、そして次の世代に続いて行くのだという教育をすることは、とても大事なことに思えます。

 
 慰霊というと、縁遠いこと、他人事のように思いがちです。

 私なども、ついつい目先の抗議行動、反対運動ばかりやってしまいますが、真の目的を見失わず、乾いた心になってしまわないよう、こうしたお話にも耳を傾け、想いを寄せるようにしたいと思いました。


 尚、氏のこの文章は、↓こちらで読めます。

メロウ伝承館 - 伝承館フォーラム



**************

美加様 山口周行さん

「兄の眠る国」での的確で、豊かな読解力で読後感をお寄せくださり、嬉しくなってお便りさせていただきます。  

私が意図したものをみんな吸収してくださり、当世の若者?も捨てたものではないと希望がふくらみました。

 読売新聞(3/21)で昭和史家の保坂正康氏の「まるで人類史の見本市」によれば・・・現在の日本の平和と豊かさは、昭和の戦争での多くの犠牲によって成り立っていると考える人は84%に及ぶ。20歳代でも71%なのだから。この社会の底流には戦争の悲劇について各地域、各世代に誠実に語り継がれている。私たちはそのことを誇りとして後世に伝えるべきであろう。」 

私も全く同感で、兄たち諸先輩の殉国の上に立つ日本の平和と繁栄を、確実に次世代に正しく伝えていくことが急務であるべきです。自虐的な人々の伝えるものの中からは、未来は生まれません。

日本が戦争に負けてアジア、アフリカで数多くの独立国が誕生できたのです。調べてください。その中の一カ国がPNGです。ここで西村幸吉氏のことも調べていただけたら、嬉しいです。

 何としても日本人の誇りをとり戻さなければ、ご先祖様に申し訳ないと思っています。 

(代筆?代打ち) 大林と申します。山口先生のご依頼で原文のまま書き込みさせていただきました。 先生にご返事がいただければ幸甚です。

(2011年04月03日 15時56分47秒)


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